総合型選抜では、志望理由書が合否を左右すると言われています。 しかし、「頑張って書いたのに評価されない」というケースには、いくつか共通する原因があります。 この記事では、志望理由書でやってはいけない7つのことを、保護者の視点も交えながら解説します。
① どの大学にも当てはまる内容を書く
「人の役に立ちたい」「社会に貢献したい」だけでは弱いです。
その大学でなければいけない理由が必要。
図書館の蔵書数が多いというのが気に入っているのであれば、自分の勉強に役立つ◯◯の蔵書数が多いなど、自分の目で見て確かめた情報を書く。
② パンフレットやHPの丸写し
大学紹介文をそのまま使うのはNG。
“自分の言葉”になっていないと評価されません。
大学のいい所を見つけたなら、「環境が整っていて素晴らしい」など当たり前の事ではなく、自分にとってどこがどう素晴らしいのか具体的に書きましょう。
③ 「なんとなく」で学部を選ぶ
興味だけで選ぶと志望理由が浅くなります。
課外活動や高校での学び・経験とのつながりが重要。
競争率が低そうだから受かりやすそう、募集人数が多いからなど、合格することが目的にならないように。
④ 親や他者が書いてしまう・手を入れすぎる
完成度は上がっても「本人の文章」でなくなります。
面接で必ずズレが出ます。
志望理由書を読んで感じた人物像と、目の前にいる本人にギャップがあると違和感がでます。
違和感があると面接時に深掘りされる原因になります。
自分らしさを大切にしましょう。
⑤ 具体性がない(抽象的すぎる)
「頑張りたい」「学びたい」だけでは伝わらない。
何を・なぜ・どう学びたいかが必要。
漠然としているなら、本や新聞を読んでみて下さい。視野が広がり具体的な何かが見えてくる可能性があります。
⑥ 将来像が曖昧なまま書く
「いい会社に入りたい」などだけでは弱い。
大学での学び→将来のつながりが必要。
職業までは具体的にしなくても大丈夫。
大学を卒業した後の自分の未来像を想像して下さい。
職業意識を持って、逆算で考えるてみてもいいと思います。
⑦ AIに丸投げする
AIは補助としては使えるが、そのまま提出用にするのは危険。
自分の経験・言葉に落とし込むことが大切。
大学の先生は、毎年たくさんの志望理由書を読んでいるプロです。AIで「完璧な文章」を作ろうとするより、自分らしい言葉で伝えることを大切にしてください。プロに対抗するより、アマチュアの中で一番伝わる志望理由書を目指しましょう
まとめ(方向性)
志望理由書は「正解を書くもの」ではなく、
“自分のストーリーを伝えるもの”。
志望理由書は、「合格するための作文」ではありません。大学で学び、その先の未来へ続く「自分だけのストーリー」を伝えるものです。一つの道筋が見えるような志望理由書を目指しましょう。
【親からの一言】
学校や塾、ネットで合格者の志望理由書を読むことは必要だと思います。ただ、あまりたくさん読みすぎると悩みを増やしてしまいます。内容や型が既存の志望理由書に引っぱられて自分を見失います。
参考にすることは大切です。でも、最後は自分自身の言葉で仕上げてください。大学が会いたいのは、「誰かに似た受験生」ではなく、「あなた」という一人の人間です。

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